かほみんガレージ

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オススメ入門中古車 走り屋車編その1

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どうも、かほみんです!

 

コロナ渦だからこそ、三密を避けつつ楽しめる車遊びは大変魅力。

 

「でも最近スポーツカーは値上がりしすぎて買えない・・・」

「名だたるスポーツカーはもう古くて部品も出ない・・・」

「新型モデルはどれも新車価格が高くて買えない・・・」

 

そこで免許を取ったばかりの人、運転を楽しみたい人、モータースポーツをやってみたい人向けに、個人的にオススメなお手頃入門クルマを紹介していきたいと思います!

 

     <条件>

  • 中古車価格100万円以下の購入しやすい事
  • 2000年以降の比較的部品を調達しやすい車
  • 走って楽しい、チューニングベースとして素材がいい事
  • 入門車両として扱いやすい事

 

・ZC31S スイフトスポーツ

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中古相場20~90万円台(2020年現在)

カタログスペックはこちら

 

スズキのコンパクトカー「スイフト」をベースに、走りの装備を盛り込んだスポーツモデル「スイフトスポーツ」の2代目モデル。

 

このクルマは現在私も所有している1台で、胸を張ってオススメできる一台です。

  • 中古相場が安くて残存数も多い
  • 搭載されるM16Aエンジンは頑丈かつ故障が少ないこと
  • 人気車種なのでアフターパーツも多くチューニングの幅が広い
  • アクセルで姿勢を作りやすくアンダーオーバーな走りの特性

なんといってもこのクルマは走りがイイです!

タイヤのみ215/45/16インチのポテンザRE71Rに変更し、ノーマル状態で十勝サーキットのジュニアコースに持ち込み試走してみましたが、アクセルコントロールで自由自在に姿勢を作れるコントロール性の良さに素直に関心しました。

 裏を返せば攻め込んだ時、荒っぽく乗ればノーマルでも比較的容易にリアが流れ出します。

弄った時のセッティングにもよりますが、アンダーステアにもオーバーステアにもなるので、ドライビングの基礎を学ぶには良い教材と言えるでしょう。このクルマを完璧にコントロールできるようになった日には、かなり上達していると思います!

 

1.6リッターで最高出力は125馬力と、決してエンジンにパンチがあるわけではないですが、軽快に吹けてくれるのでワインディングなんかを走っている時は気持ちいいですし、サーキットに持ち込めば全開率が高くて楽しいことは間違いないです。

 

もし不満を覚えたらモンスタースポーツをはじめ、数多くのアフターパーツメーカーよりエンジンチューンのパーツやプランが存在し、メカチューンのまま150馬力を出したり、ボアアップやターボ化・スーパーチャージャー化など選択肢も豊富です。

 

オススメはマイナーチェンジ後の2型以降(2007.5/24以降)です。

ギア比の変更、バブルスプリング改良とレブリミット向上(1型:7,000rpm→2型:7,500rpm)など大幅な改良が行われ、純正時の戦闘力もチューニングベースとしてのポテンシャルも1型より大幅な向上を見せています。

しかし1型でも十分楽しい車に仕上がっていますし、中古相場も1型は特に安いので、お財布と相談しながら選択するといいでしょう。

(ちなみにわたしのスイスポは1型です・・・) 

 

共通して言えることは、この型のスイフトスポーツから電子スロットル(略して電スロ)が採用となっていますが、この電スロのレスポンスが悪いです。

安上がりにレスポンス向上を図るなら、スロットルコントローラーの導入をオススメします。

 


 

また十勝サーキットを試走したところ、純正ブレーキでは5週も走ればフカフカになってしまいますので、ハードなスポーツ走行をされる方は最低でもブレーキパッドは交換したほうが安全でしょう。

 元スイスポでサーキット走行をしていた知人曰く、WinmaxのAP2というブレーキパッドはコントロール性もよくトータルバランス的にオススメとのことです。


 

 ちなみにZC31Sの型よりAT車の設定もありますので、MT車をお求めの皆様は検索条件をMT車に絞って探すことをオススメします。

 

・AK12 マーチ12SR

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中古相場20~90万円台(2020年現在)

カタログスペックはこちら 

 

冒頭の写真にもありますこのクルマ。

3代目マーチに設定されていたスポーツグレードで、日産のグループ企業であるオーテックジャパンが手掛けたメーカーチューンドカーです。 

  • 中古相場が安くアフターパーツも豊富
  • オーテックによってチューニングされたバランスの良さ
  •  軽量コンパクトでキビキビ走る
  • 純正エアロがカッコいい

 

このクルマも過去に所有していました。

このクルマも納車時はフルノーマルでしたが、一番驚いたのはエキゾーストノートです。

もちろん純正品ですので車検が通る範疇ですが、とても純正マフラーとは思えないスポーティなサウンドを奏でてくれます。

というのもこの12SR、1,200ccのエンジンで110馬力(前期型は108馬力)を絞り出すために圧縮比アップ、ハイカム、軽量フライホイール採用と徹底的なチューニングが施されており、特にわたしが所有していた後期型はポート研磨に専用エキマニの採用など、これが純正のコンパクトカーと唸らされる本格的な純正チューニングカーでした。

 

当然、足回りもオーテックの専用品。

ボディ剛性もベースのマーチより上がっているため、その軽快に吹けるエンジンも相まって、決して速くはありませんがキビキビ走る楽しいクルマでした。

 

そのままでも十分楽しいですが、それでもメーカーチューンという事でマージンはとっていますので、内に秘めたポテンシャルはさらに高いものがあります。

日産のモータースポーツ系子会社のNISMOでは現在でもECUセッティング(通称NISMOスポーツリセッティング)を展開しており、これを行うだけでもだいぶ化けます。

 

もっと安価に楽しむなら好みもありますが、あくまで私のオススメとしてはピラーバーの装着はオススメです。ハッチバック車はどうしてもリアの剛性が低いのですが、たった一本の棒を入れるだけでそれが向上する結果、クルマの動きがより機敏になります。

フロントにストラットタワーバーを入れる以上に、1万円以下で体感できるのでオススメです。


 

 

足回り関係でいうと、私はBLITZの車高調整式サスペンション(車高調)を使っていましたが、減衰力調整幅が広くセッティングしやすかったのと、硬すぎず柔すぎずでストリートからサーキットに至るまでオールマイティに使えて、新品でも10万円以下と車高調としては安価で、とても乗りやすくて曲がるクルマに仕上がりました。

 


 

 

マーチの難点としましては、フロントのタイヤハウスが狭いこともあってホイール選びに苦労するところはあります。

飲めても6J(ホイール幅)・オフセット+38が限界といったところでしょう。

 

好みはありますが、オススメはNISMO-MM8というホイールです。

こちらE11ノートの純正オプション設定にもありましたホイールですが、製造はRAYSで軽量かつ頑丈な鍛造ホイールで、オフセットも+50と12SR純正ホイールと同一ですので、このまま車検に持っていっても何ら問題はないという優れものです。

ただし一部は製造廃止のため新品購入は難しいですが、ヤフーオークションなどで中古品は出回っています。

見た目重視か、機能重視か、ホイール選びもクルマ遊びの醍醐味ですね♪


 

それと、購入するなら後期型をオススメします。

前期型からエンジンチューンが施されてパワーアップを果たしているという点もありますが、パワステのセッティング等も重めに変更されていて、前期以上に走る楽しさに磨きがかかっています。

中古相場も前期/後期でさほど差はありません。

しかし前期型のみ3ドアの設定があり、後期型は5ドアのみ。

3ドアボディは人気があり、比較的高値で取引されています。

好みで選ぶといいでしょう!

 

いかがでしたでしょうか?

上記の2台は所有している(していた)こともあって、胸を張ってオススメできる走り屋さん志望向け入門車たちです。

 他にもありますが、長文になっちゃいますのでその2へ続くということで・・・。

 

それではまた!