ぶっちゃけ頭文字Dのようなバトルは現実ありえるのか?
どうも、かほみんです!
ところでクルマ好きの皆様は、多分みんな見てたと思います。
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家業の手伝いとしてAE86スプリンタートレノで豆腐配達のため、中学生の頃から5年間毎朝秋名山を走り込んでいた主人公・藤原拓海が、群馬エリア最速クラスの走り屋たちと出会い、次第に峠の走り屋として成長していくこの物語。
作中では数々のバトルが繰り広げられていましたが、ここで皆さん疑問に思うことがあると思います。
あの頭文字Dで行われていたようなバトルは、現実の走り屋さんもやっていたのだろうかと。
結論からすると、YESともNOとも言えます。
実は筆者かほみんも、大変お恥ずかしながら峠を走っていた若気の至りな時期もありますので、あくまで地元の山や走ったことのある山の例、聞いた話等を紹介したいと思います(もちろんスポット名は伏せさせていただきます)。
・現実では先行後追い方式が主流
頭文字Dでは2台並んで「スタート」の掛け声と同時にロケッタスタートで速さを競うバトルと、主に佐藤真子戦や秋山渉戦、その後のいろは坂やプロジェクトD編の主流であった先行後追い方式が主なバトル形式です。
まず初めに言いますと、まず前者のバトルは少数派でしょう。
やっている場所もあるかもしれませんが、リスクの高さや等から基本的にはないものと思われます。
少なくとも自分は見たことありません。
もう一つの先行後追い方式。
こちらのほうが現実では主流でしょう。
各峠のローカルルール(その山をホームコースとする人たちが決めた走行区間などのルール)にもよりますが、ぼくが走った事のある峠はホームコースとしていた北国の某峠も含め、全てがこの方式でした。
ただ頭文字Dと決定的に違うのは、あらかじめ「あいつとバトルする」と決めて行われるバトルは少数でしょうし、県外遠征などのチームが来ることも当時はあったかもしれませんが、現在では殆ど皆無といっても過言ではないでしょう。
もしかしたらやっている地域はあるかもしれませんが・・・。
現実でよくあるバトルの多くは仲間内で「楽しく走ろう」「身内で速い人に引っ張ってもらったり追っかけてもらったり」というパターンか、それっぽい車を見かけて追いかけてきたり、ゆっくり走っている時に追いつかれた時に勃発する突発的なバトルが殆どです。
果たしてこれがバトルと呼べるかはわかりませんが、当人がバトルと思えばバトルと言えるでしょう。
もちろん純粋に速さを求めて、競い合っている人はいます。
一方で楽しければそれでいいと速さより走ることを楽しみ、その過程で勝つ喜びもあれば負ける悔しさ、得るものがあります。
ぼく自身かなり遅いほうでしたが、それでもやっぱり仲間同士で走るのも突発的なバトルも楽しかったですし、「●●コーナーを過去最高のボトムスピードで曲がれた」とか「パワーで勝る●●のクルマにコーナーで追いつけた」とか「あそこを上手く立ち上がれたからその先のストレートで初めて1××km/hまで伸びた」 とか、自己満足の世界ですが走ることを楽しんでいました。
でもエッチな話をしている時間のほうが長かったのはここだけの話です笑
もちろんこの行為は世間的には絶対NGなことですが、そういう説教じみたことを言える立場ではないのであえてこの場では何も言いません。
地元のホームコースとしていた峠、本州にいた頃に走っていた峠、遊びに行ったことのある峠も、大体こんな感じでした。
話が脱線しましたので、戻しましょう。
改めて結論です。
頭文字Dのようなバトルはありえるのか?
答えは「ありえるが、大半は先行後追い方式で、尚且つ仲間内で切磋琢磨するか楽しむ、あるいは突発的に起こるものが大半」で、頭文字Dのようなスタートダッシュを決めたり県外遠征チームと真面目にバトルすることは殆どありません。
くどいようですがもしかしたりやっている地域はあるかもしれませんが・・・。
ただし結局のところはアンダーグラウンドの世界。
決して表立って自慢するべきことではありませんから、実際に見たことのある狭い世界でしか喋れないのも事実なので、結論とは言いましたが必ずしも正解とは限らないことはご了承ください。
最後に。
公道では道路交通法を守って安全運転をしましょう。
お前が言うな感は満点ですが、やるならサーキットで!
どうしてもストリート走りたかったら人気のない場所でこっそりやりましょう。
それではまた!